Jira Cloud|部門横断で機能改善リクエストをスマートに管理

リックソフトとご契約のない企業様は当コンテンツの使用にあたり 問い合わせ窓口 へご相談ください。
また、当サイトの情報の転載、複製、改変等は禁止いたします。

Jira Cloud|部門横断で機能改善リクエストをスマートに管理

他部門から寄せられる、開発中の製品に対する機能改善や要望を、効率的に開発へ活かすための Jira 活用法をご紹介します

※ 2025 年 8 月時点の情報です

 

 


はじめに

 

部門の壁を越えたスムーズな連携は、優れた製品を育てるための重要な鍵です。営業部門がキャッチしたお客様の声やマーケティング部門が見つけた改善のヒントといった貴重な情報が、Excel への入力待ちや共有漏れによって、製品開発の機会損失につながっていませんか?

Jira のフォーム機能を活用すれば、シンプルで効率的なリクエスト管理が実現します。

  1. 【依頼のシンプル化】もう依頼方法に迷わない
    開発部門が用意した専用フォームを使えば、依頼者は必要な情報を迷わず入力できます 。これにより、開発チームは質の高い情報を得られ、手戻りを防ぎます。

  2. 【情報の一元化】転記作業と状況確認の手間を削減
    フォームから送信されたリクエストは、自動的に開発チームの Jira プロジェクトに課題として起票されます 。リクエストをバックログで一元管理すれば、誰もが Jira 上でリアルタイムに対応状況を把握できます。

  3. 【部門間連携の円滑化】スピーディーな開発サイクルを実現
    リクエストの集約から開発、そして完了報告まで、すべてのやり取りが Jira 上で完結します 。部門間のコミュニケーションロスをなくし、より迅速な機能改善と製品価値の向上につなげましょう。

 

この記事では、企業管理対象ソフトウェアプロジェクトでフォーム機能を利用し、部門間のリクエスト管理を効率化する具体的なステップをご紹介します。

 

  • 企業管理対象プロジェクト:フォームの作成、編集、削除を行うことができるのはプロジェクト管理者のみ

  • チーム管理対象プロジェクト:フォームを作成、管理することができるのは、プロジェクトにアクセスできる全ユーザー

 


リクエスト受付用のフォームを準備する

 

「どのような改善を希望しますか?」「その理由や背景を教えてください」といった、開発に必要な情報を収集するための項目を設定し、フォームを作成します。完成したフォームの共有 URL を取得し、営業、マーケティング、ヘルプデスクなど、関連部署の担当者へ展開します。

 

フォームの新規作成

作業項目の作成画面に、開発チームメンバーだけが利用するフィールドが含まれている場合、他部門のメンバーは入力しづらいものです。リクエスト時に必要な項目だけを含むフォームを準備しましょう。

手順:

  1. 開発チームの Jira プロジェクト内で、「フォーム」タブ > 「新しいフォームの作成」から最適なテンプレートを選択

  2. 入力が必要なフィールドを、右パネルから編集画面にドラッグ&ドロップで追加

  3. 編集画面上の各フィールドに対し各種設定を実施

    1. フィールド名やコメント欄の追加、編集

    2. 必須かどうかを設定

    3. 不要項目の削除

image-20250814-001858.png
image-20250814-002500.png

 

フォームの展開

完成したフォームを、個人やチームに共有します。使い方をメッセージに入力しておくと親切です。

手順:

  1. フォームへのアクセス制限を確認

  2. 共有する対象を指定して「共有」

image-20250808-033358.png

 

ご注意

フォームアクセスが「公開」の場合、Jira ライセンスを付与されていないユーザーでもリクエスト送信することができます。ただし外部からも自由に利用できてしまうため、セキュリティ設定にご注意ください。

例)Premium プラン以上の IP 許可リストを利用した接続元の制限 など

 


フォームから機能改善をリクエストする

 

フォームを共有された部門は、いつでも手軽にリクエスト送信できる環境を整えておくとよいでしょう。

 

普段使いの Jira プロジェクトにショートカット登録

普段業務で利用している Jira プロジェクトから離れることなく、共有されたフォームを起動できるように設定します。

手順:

  1. 共有されたフォームにアクセス

  2. URL をチームの Jira プロジェクト「ショートカット」に登録

image-20250808-083541.png

 

リクエストしたい時は、いつでも簡単にフォームを呼び出し

顧客からの要望や、社内で発見した改善点など、リクエストしたい事象が発生したら忘れないうちに素早くリクエスト送信します。

手順:

  1. 通常業務に利用しているプロジェクトから、「ショートカット」にアクセス

  2. 該当フォームを呼び出し、指示に従って必要情報を入力後に「送信」

image-20250808-084133.png

 


リクエストを管理し、開発を進める

 

フォームから送信されたリクエストは、開発プロジェクトのバックログで一元管理できます。プロダクトマネージャーやチームリーダーは、ビジネスインパクトや緊急性を考慮しながら優先順位付けが行えます。

手順:

  1. 開発プロジェクトで「バックログ」を表示

  2. 内容ごとにストーリーポイントと優先度を設定し、並べ替え

  3. チームのキャパシティを考慮して次のスプリントに含めるタスクを決定

image-20250808-091149.png

 

定期セミナー(無償)では、バックログやアクティブスプリントの利用・操作方法についてもご紹介しています。

 


最後に

 

Jira のフォーム機能を活用することで、これまで部門間で分断されがちだった機能改善リクエストのフローが、一気通貫でスムーズなプロセスに生まれ変わります。

  • 依頼部門は、Excel などで依頼リストを管理する手間から解放され、統一されたフォーマットで迅速にリクエストを上げられるようになります。

  • 開発部門は、情報の転記や確認作業といった雑務をなくし、バックログで効率的に優先順位を判断し、価値ある機能開発に集中できます。

部門間の壁を取り払い、全員が製品の価値向上という同じ目標に向かって協力できる体制を、Jira で構築しましょう!

 

開発項目のアイデア整理に特化した Jira Product Discovery

Jira Product Discovery では、サービスの改善や新機能のアイデアを登録し、優先順位やリリース時期を管理できます。複数の情報を基に優先度を数値化し、決定した機能は Jira 開発プロジェクトに直接追加されるため、開発との連携がスムーズです。

https://www.ricksoft.jp/atlassian/jira-pd/

 

ご不明点は customer_success@ricksoft.jp までお問い合わせください。
サポートサービスの新規ご契約は お問い合わせフォーム にご連絡ください。

リックソフト株式会社 は、日本でトップレベルのAtlassian Platinum Solution Partnerです。
大規模ユーザーへの対応実績が認められたEnterpriseの認定をうけ、高度なトレーニング要件をクリアし、小規模から大規模のお客様まで対応可能な実績を示したパートナー企業です。


Copyright © Ricksoft Co., Ltd. プライバシーポリシー お問い合わせ