新機能リリース 2026-05
「Atlassian のリリースノート」から管理者様向けに重要度の高いアップデート情報をご紹介します。
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合があります。
- 1 Atlassian Cloud
- 1.1 Atlassian アプリ内データの AI 利用に関する変更予告(2026年8月)
- 1.2 バックアップと復元機能のデータレジデンシー対応
- 1.3 モバイルアプリポリシー:すべての IP アドレスから Rovo モバイルアプリへアクセス可能に
- 1.4 サービスアカウント:認証情報の詳細とスコープを確認可能に
- 1.5 Rovo ブラウザ拡張設定がサイト管理者でも設定可能に
- 1.6 Atlassian Rovo MCP サーバーの権限を管理することが可能に
- 1.7 システムの健全性:アプリの状態やインシデントを集中管理
- 1.8 現在の請求期間および過去30日間のプラットフォーム利用状況を確認可能に
- 1.9 リリーストラック:Goals と Projects のアプリ対応
- 1.10 チーム:チームプロフィール用のカスタムフィールド
- 2 Jira platform
- 3 Jira Service Management
- 4 Confluence
- 5 Bitbucket
Atlassian Cloud
Atlassian アプリ内データの AI 利用に関する変更予告(2026年8月)
(Data contribution settings will be available soon)
顧客データ(メタデータとアプリ内データ)がAI 改善に活用されるようになります。
変更時期:2026年8月17日(米国時間)
これまでの活用範囲:お客様組織内
これからの活用範囲:すべてのお客様
変更までに自社のセキュリティポリシーに照らし合わせて、データ提供設定を「オン」のままにするか「オフ」にするかを検討しておく必要があります。
■ポイント
組織管理 > データ提供設定画面で、各アプリのデータ共有のコントロール設定ができます。
既定値は組織の最上位アクティブプランで決まり、概ね次の通りです。
Standard: メタデータ = On、アプリ内データ = On
Premium: メタデータ = On、アプリ内データ = Off
Enterprise: メタデータ = On、アプリ内データ = Off
Enterprise ではメタデータをオプトアウト可能です。
Standard / Premium ではメタデータは基本的にオプトアウト不可です。ただし、アトラシアン社の基準に基づき、プランにかかわらず例外的に設定が可能なケースもございます。
アプリ内データについて
メタデータ: ユーザーがどのような操作をしたか、どのようなキーワードで検索したかなどの利用履歴
Enterprise ではオプトアウト可能
Free / Standard / Premium では基本的にオプトアウト不可
アプリ内データ: Confluenceのページタイトルや本文、Jira の課題のタイトル・説明・コメント、カスタム絵文字など、ユーザーが作成したコンテンツそのもの
全てのプランで管理者がオプトアウト可能
データ提供設定の詳細については以下をご参照ください。
バックアップと復元機能のデータレジデンシー対応
(Data residency: Support for Atlassian Backup and Restore)
バックアップと復元機能 において、データレジデンシーの設定が可能になりました。
Atlassian アプリでデータレジデンシーが設定されている場合、バックアップと復元機能で新しく作成されるバックアップデータは、アプリの固定場所と同じリージョンに保存されます。
データレジデンシーの詳細については以下のドキュメントご参照ください。
モバイルアプリポリシー:すべての IP アドレスから Rovo モバイルアプリへアクセス可能に
(Mobile app policy: Allow access from any IP address for all supported apps)
※ Atlassian Guard Standard プラン以上のご契約が必要です
IP 制限下でも、すべての IP アドレスから Rovo モバイルアプリ経由で組織データに安全にアクセスできるようになりました。
Atlassian アプリと同等のモバイルセキュリティ機能が Rovo にも拡張され、セキュリティを担保しつつ外出先でのアプリ利用ができます。
モバイルアプリポリシーのセキュリティ設定の詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
サービスアカウント:認証情報の詳細とスコープを確認可能に
(Service accounts: View credential details and scopes)
サービスアカウントの認証情報の詳細とスコープをサイドパネルで確認できるようになりました。
Rovo ブラウザ拡張設定がサイト管理者でも設定可能に
(Rovo browser extension: Site admin settings)
サイト管理者は Rovo ブラウザ拡張機能を設定できるようになりました。
オプション設定やお知らせ表示設定をサイト管理者に一任し、組織内の Rovo 活用をより効果的に支援します。
Atlassian Rovo MCP サーバーの権限を管理することが可能に
(Manage Atlassian Rovo MCP server permissions)
MCP サーバーの権限を、Atlassian アプリ、目的や動作単位でアクセス許可またはブロックを設定できるようになりました。
[詳細を編集] を選択すると、Jira、Confluence、Bitbucket などの特定のアプリへのアクセスを設定できます。
システムの健全性:アプリの状態やインシデントを集中管理
(Personalize reliability monitoring with System health)
システムの健全性機能が一般提供開始され、組織管理者は、アプリの状態、サイトレベルのインシデント、メールアラート、事後分析などを表示する最適化されたダッシュボードにアクセスできるようになりました。
通知設定からメール通知設定を有効化することができますが、通知を受け取るのはオプトインのトグルをクリックした組織管理者のみになります。
そのため、すべての組織管理者に通知を受け取ってもらいたい場合は、各管理者がそれぞれオプトインのトグルをクリックする必要があります。
ステータスページとの違いについて
status.atlassian.com(従来のもの)
不特定多数に向けて公開されているページ。Atlassian アプリ全体の「世界規模の稼働状況」や「大まかな障害情報」を報告しています。System Health(今回の新機能)
アトラシアンのクラウド全体ではなく、自社が使っているアプリに直接影響する障害だけをピンポイントで監視し、対象となるアラートを通知します。
詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
現在の請求期間および過去30日間のプラットフォーム利用状況を確認可能に
(View platform usage for current billing periods and up to 30 days ago)
現在の請求期間と過去30日間の組織のプラットフォーム使用状況を確認できるようになりました。
また、組織が Rovo クレジットなどのプラットフォーム使用枠が初めて利用開始になった際にメールで通知されるようになります。
Atlassian は現在、 Rovo クレジットなどの規定の利用量を超過した場合でも追加料金の請求は行っていません。
従量課金が開始される時期は未定ですが、将来的に課金対象となる際には事前にアナウンスと明示的な同意が必要となります。
詳細は以下のドキュメントをご参照ください。
プラットフォームの使用状況は以下の手順で確認できます。
[インサイト] を選択し、[プラットフォームの使用状況]を選択してください。
使用状況データタイプを選択します。
使用状況を絞り込む期間を選択します。デフォルトでは、現在の請求期間が選択されています。
プラットフォームの利用状況の詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
リリーストラック:Goals と Projects のアプリ対応
(Manage updates to Projects and Goals with release tracks and app updates)
※ リリーストラック機能は Premium プラン以上の限定機能です
リリーストラックで、Goals と Projects アプリへの新機能反映タイミングを任意に設定できるようになりました。
Goals と Projects アプリは、現時点ではバンドルされたリリーストラックオプションのみをサポートしています。プレビュートラック/サンドボックスは近日公開予定です。
リリーストラックの詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
Goals と Projects の詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
https://support.atlassian.com/ja/platform-experiences/docs/what-is-a-goal/
https://support.atlassian.com/ja/platform-experiences/docs/what-is-a-project/
チーム:チームプロフィール用のカスタムフィールド
(Teams: Custom fields for team profiles)
組織管理者は、チームのプロファイルにカスタムフィールドを追加できるようになりました。
テキスト・数値・選択・ユーザーなど複数のフィールドタイプに対応し、チームの整理、検索、レポート作成が容易になります。
ユースケース
テキスト:チームミッション、拠点、Slackチャンネル名
数値:メンバー定員、予算コード
選択肢:部門、事業ドメイン、スキルセット
ユーザーピッカー:チーム責任者、エスカレーション先担当者
チームプロフィール用のカスタムフィールドは以下の手順で設定できます。
チーム アプリから [歯車アイコン] > [Teamsの設定] に移動してください。
[フィールド] を選択し [フィールドを作成] を選択します。
フィールドの名前とフィールドタイプ、説明を入力し、[保存]を選択します。フィールドタイプはテキスト、数値、選択、ユーザーを選択することができます。
新しいカスタムフィールドの値を表示または編集するには、任意のチームプロファイルに移動してください。
Jira platform
ボードのチームリンクから、チームメンバーをスペースへ自動追加
(Invite people and link teams)
(Space invites for linked teams)
ボード上部メニューからチームをリンクし、対象スペースにチームメンバーを自動追加できるようになりました。
なお、操作を実施するユーザーによって挙動が異なりますのでご注意ください。
スペース管理者の場合
チームのリンクと同時に、チームメンバーが対象スペースへ「スペース管理者」として自動追加されます。
すでに対象スペースに所属しているチームメンバーのスペースロールが、スペース管理者へ上書きされることはありません。
一般ユーザーの場合
チームリンクのみ可能です。対象スペースへチームメンバーは追加されません。
いずれの場合も、Jira ライセンスを保有していないチームメンバーに対して、ライセンスの付与やスペース追加等の影響はありません。
自動化の「ルール」が「フロー」、「コンポーネント」が「ステップ」に用語変更
(Automation: "Rule" is now "Flow")
(Automation: Steps terminology and cleaner step titles)
自動化の用語は以下のように変更されました。
用語変更により、ユーザーはより直感的に自動化の全体を理解できるようになります。
変更前 | 変更後 | |
|---|---|---|
| 1 | ルール | フロー |
| 2 | コンポーネント | ステップ |
スペースインサイトのカスタマイズが可能に
(Space Insights: Customizable dashboards)
スペースインサイトのカスタマイズが可能になりました。
これにより、グラフ、リスト、アクティビティストリームを作成・サイズ変更することができ、チームの進捗をより効果的に可視化できます。
Jira スペースを開きます。
スペースのナビゲーションから [レポート] タブを選択します。
ウィジェットを追加、削除、またはサイズ変更するには [編集] を選択します。
従来のレポート機能は、[その他のレポート] ボタンから利用可能です。
ユースケース
朝会でのメンバーの負荷状況の可視化
スペースインサイトを活用して各メンバーの負荷状況を可視化します。毎日の朝会でスペースインサイトを確認することにより、チーム全体の稼働状況をひと目で把握し、迅速な業務調整やフォローが可能になります。
スペースインサイトの詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
Jira Service Management
Assets : ダッシュボード機能の追加と従来のレポート機能の廃止
(New assets reporting experience is now available)
※ Premium プラン以上の限定機能です
オブジェクト、属性、および関連する作業項目を視覚化するダッシュボード機能のカスタマイズの柔軟性とオプションが向上しました。
これにより、データの透明性が高まり、メンテナンスのニーズや将来の投資に関するデータに基づいた予測に役立ちます。
レポート(レガシー)の廃止予定について
本新機能(ダッシュボード)が導入され次第、従来のレポート(レガシー)機能は廃止されます。
レポート(レガシー)を使われている場合は、新機能(ダッシュボード)で作成し直してください。
ユースケース
オフィスの備品・什器管理
会議室のモニター、Wi-Fi ルーターなどの貸出状況(所有者、貸与期間)をダッシュボードで一覧化します。
PC のリプレイス計画
「購入から4年以上経過している PC」をグラフ化し、次の買い替え予算の策定に役立てます。
資産用ダッシュボード機能は、以下の手順で利用可能です。
[左サイドバー]もしくは[アプリスイッチャー]から[Assets]をクリックします。
[ダッシュボード]をクリックし、既存のダッシュボード、または新規作成したダッシュボードをクリックします。
フィルターやウィジェットを追加して[完了]をクリックします。
アセットダッシュボードの詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
Assets : ユーザーピッカーの権限が追加
(Assets: User picker permissions)
これまで、Assets 内で「ユーザー(担当者)」や「グループ」を検索・選択する機能(ユーザーピッカー)は、Jira 全体の大きな管理設定(グローバル権限)に依存していました。
今回のアップデートにより、Assets 専用の独立した権限モデルが導入されました。
これにより、製品管理者によって「誰が Assets 内でユーザーやグループを検索できるか」をより柔軟かつ安全にコントロールできるようになります。
Assets 専用のユーザーとグループの参照権限は、以下の手順で利用可能です。
[左サイドバー]もしくは[アプリスイッチャー]から[Assets]をクリックします。
[設定]から[アセット設定]をクリックします。
[グローバル権限]をクリックし、[ユーザーとグループの参照]でユーザーやグループに対して権限の付与・削除を行います。
Rovo Ops : 事前設定済みの自動化テンプレートが追加
(Automation templates for operations teams)
運用チーム向けに事前設定された自動化テンプレートが追加されました。
テンプレートの選択後、チームに合わせた自動化フローへ編集、有効化できます。
これにより、反復的なタスクを管理し、Atlassian アプリ全体で運用ワークフローを効率化するための自動化ルールをすばやく設定できます。
■ 自動化テンプレート例
インシデント作成後、Rovo が解決手順を提案し、コメントとして追加する
インシデントのステータス変更後、Rovo が関係者向けのアップデート情報を生成、チャットツールに自動投稿する
Rovo Ops 自動化テンプレート機能は、以下の手順で利用可能です。
[スペース設定]をクリックし、[Rovo Ops]をクリックします。
[Automate workflows with Rovo Ops]からテンプレートをクリックします。
ルールを編集・確認し、[Save and enable]をクリックします。
Rovo Ops エージェントの詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
Confluence
ページのアクセス設定が即時反映に
(Live share experience: Manage access with immediate, live updates)
アクセス設定の内容が、「保存」ボタンクリックなしに、リアルタイムに適用されるようになりました。
アクセス設定の詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
ロールベース権限のみ:サイトレベルでの匿名アクセス制御の強制化
(Enforce site-level control for anonymous access)
※ ロールベースの権限管理が有効化されている場合のみご利用できます
サイトレベルでの匿名アクセス制御を全スペースに強制できるようになりました。
これにより、サイトレベルで匿名アクセスを制限した場合、スペース管理者が個々のスペースレベルで匿名アクセスを許可することはできなくなります。
権限管理方式による機能差について
サイトレベルで匿名アクセスを禁止していても、スペース単位で許可できてしまう既知の不具合(CONFCLOUD-28946)がありましたが、本機能のリリースにより改善されました。
ロールベースの権限管理をご利用の場合
本機能により、サイトレベルでアクセス制御が可能になります。
従来の権限管理をご利用の場合
本不具合への対策は未対応となります。
サイトレベルで匿名アクセスを制限される場合は、ロールベースのアクセスモデルへの切り替えをお願いいたします。
ロールベースの権限管理の詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
サイトレベルでの匿名アクセス制限の詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
Bitbucket
リポジトリとプロジェクトのお気に入り登録が可能に
(Starred repositories and projects now available on your sidebar navigation)
お気に入り登録したリポジトリとプロジェクトがサイドバーに追加されるようになりました。
これにより、サイドバーからすばやくアクセスすることが可能です。
ご不明点は ヘルプデスク (要サポートサービス契約)までお問い合わせください。
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