新機能リリース 2026-02
「Atlassian のリリースノート」から管理者様向けに重要度の高いアップデート情報をご紹介します。
※ 本ページでご紹介している情報は、お客様環境によってはリリース済みでない場合があります。
※ Jira,Jira Service Management については、今月の掲載はありません
Atlassian Cloud
Atlassian Backup & Restore が一般公開
(Atlassian Backup & Restore for Cloud is here (Premium and Enterprise))
※ Premium プラン以上の限定機能です
Atlassian Backup & Restore は、アプリのアドオンとしてご購入いただけます。
このアドオンは、これまでアトラシアンが提供してきたプラットフォーム全体の障害対策(Disaster Recovery)とは異なり、「ユーザー側の過失」によるデータ消失から迅速に復旧することを目的としています。
オープンベータ版をご利用のお客様は、2026 年 4 月中旬まで、この機能をご購入いただくことなく引き続きご利用いただけます。
詳細については以下の Community 記事をご参照ください。
Assets が独立したプラットフォーム アプリに
(Assets is now a standalone platform app)
これまで Jira Service Management(JSM) の一部として提供されていた Assets 機能が Atlassian Administration における独立したプラットフォームアプリになります。
将来的に、JSM を契約していなくても Assets が利用できるようになります。
また、Service Collection (Jira Service Management)Standard に Assets が含まれるようになりました。
各プランで無料で利用可能なオブジェクトの上限数は以下の通りです。
プラン名 | 無料オブジェクト上限数 |
|---|---|
Service Collection Standard | 5,000 |
Service Collection Premium | 50,000 |
Service Collection Enterprise | 500,000 |
Assets の独立プラットフォームアプリ化の詳細については、以下の Community 記事をご参照ください。
管理対象アカウントの最大セッション有効期間を設定可能に
(Set a maximum session lifetime for managed accounts)
管理対象アカウントの最大セッション有効期間を設定できるようになりました。これにより、ユーザーのアクティビティに関係なく、固定のセッション期間を適用し、組織のセキュリティとコンプライアンスの要件を満たすことができます。
管理対象アカウントの最大セッション有効期間は以下の手順で設定できます。
アトラシアン管理に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
[セキュリティ] > [ユーザー セキュリティ] > [認証ポリシー]を選択します。
管理対象アカウントの最大セッション有効期間を設定するポリシーを編集または作成します。
変更を保存します。最大セッション有効期間は、ユーザーが次回ログインしたときに適用されます。
組織向けのデフォルトのモバイルアプリポリシーが追加
(Default mobile app policy created for organizations)
※ Atlassian Guard Standard プラン以上のご契約が必要です
Atlassian Guard Standard を契約し、検証済みドメインを持つ組織でモバイルアプリポリシーが未設定の場合、デフォルトのモバイルアプリポリシーが自動で作成されます。
ただし、組織に既存のモバイルアプリポリシーがある場合は、その既存ポリシーが優先されます。
デフォルトのモバイルアプリポリシーは以下の手順で表示または管理できます。
アトラシアン管理に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
デフォルトのモバイルアプリポリシーを確認または管理するには、[セキュリティ] > [デバイス セキュリティ] > [モバイルアプリポリシー]を選択します。
注意の対象:モバイルアプリポリシー未作成でモバイルアプリを使用しているエンドユーザーがいる組織
影響:自動で作成されるデフォルトのモバイルアプリポリシーには以下の2項目が設定されており、一部ユーザーはモバイルアプリを利用できなくなる可能性があります。
生体認証かデバイスのパスコードを必須にする
最小オペレーティングシステムの設定 (Android 13, iOS / iPadOS 18)
対応:
あらかじめモバイルアプリポリシーを1つ作成し明示的に管理する
デフォルトのポリシーを事前に周知する
Marketplace アプリを複数のアトラシアン アプリに接続可能に
(Connect Marketplace apps to multiple Atlassian apps)
一部の Marketplace アプリは複数の Atlassian アプリに接続できます。アプリが複数の Atlassian アプリに対応している場合、インストール時に接続先の Atlassian アプリ( Jira、Confluence、Compass など)を選択できます。また、Atlassian 管理で接続先を管理できます。
アプリの接続先は以下の手順で管理できます。
アトラシアン管理 に移動します。複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。
グローバルナビゲーションでアプリを選択します。
左側のナビゲーションの [サイト]セクションで、アプリを管理しているサイトを選択します。
左側のナビゲーションで、「接続済みアプリ」を選択します。
アプリの「アプリの詳細を表示」を選択します。
「接続」タブの「アプリ接続」には、このアプリで利用可能なすべての接続が表示されます。接続済みの Atlassian アプリは「接続済み」ステータスで表示され、まだ接続されていないアプリは「未接続」ステータスで表示されます。この画面から、「接続」または「切断」ボタンを使用して、Atlassian アプリとの接続を追加または削除できます。
Marketplace アプリのソフト デリート
(Soft delete for Marketplace apps)
Marketplace アプリのソフト デリート(論理削除)が導入されます。
Marketplace アプリをアンインストールまたは登録解除すると、課金期間または試用期間の終了時に削除がスケジュールされます。(アプリをアンインストールしても課金期間または試用期間中は引き続き利用することができます。)
また、削除日の前にスケジュールされた削除をキャンセルすることができます。
【旧組織】サービスアカウント作成時にグループを割り当て可能に
(Assign groups when creating service accounts (original user management experience))
旧組織(従来のユーザー管理)でもサービスアカウント作成時にグループを割り当てることができるようになりました。
Jira platform
カンバンテンプレートからチーム管理対象スペースを作成する時のカスタマイズが可能に
(Customize kanban templates before creating a space)
カンバンテンプレートからチーム管理対象スペースを作成する時のカスタマイズが可能になりました。作業項目の種類と列名を事前に設定しておくことで、新しいスペースをチームのニーズに合わせてカスタマイズできます。
【この変更を利用開始する手順】
テンプレートギャラリーを開き、テンプレートで[カンバン]、スペースの管理方法で[チーム管理対象スペースを選択]を選択します。
新しいスペースの詳細を入力し、[次へ]をクリックします。
[作業タイプを追加]をクリックします。
※エピックとサブタスクは既定で設定済みです。新しい作業タイプの詳細を入力し、[追加]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[ステータスを追加]をクリックします。
新しいステータスの詳細を入力し、[スペースを作成]をクリックします。
Jira でのカスタムオンボーディングの権限を管理する
(Manage permissions for custom onboarding in Jira)
※Premium プラン以上の限定機能です
新しい権限を割り当てることで、Jira でカスタムオンボーディングエクスペリエンスを作成および編集できるユーザーを制御できるようになりました。このアップデートにより、オンボーディング管理の柔軟性とセキュリティが向上します。
【Jira アプリから利用開始する手順】
[歯車マーク]から[Jira アプリ]をクリックします。
[カスタムオンボーディング]から[権限の管理]をクリックします。
[Jira 管理者と特定のユーザーグループ]をクリックし、任意のユーザーグループを選択し、[保存]をクリックします。
新しい権限を持つユーザーは[歯車マーク]から[カスタムオンボーディング]にアクセスできるようになります。
【グローバル権限から利用開始する手順】
[歯車マーク]から[システム]をクリックします。
[グローバル権限]から権限を[カスタムオンボーディングを管理]権限を付与します。
新しい権限を持つユーザーは[歯車マーク]から[カスタムオンボーディング]にアクセスできるようになります。
Customer Service Management
サポート Web サイトのレイアウト編集が CSM 内で可能に
(Edit the layout of your service management space)
Customer Service Management(CSM)では、これまで Atlassian Studio に切り替えて行っていたサポート Web サイトのレイアウト編集を、CSM 内で直接行えるようになりました。
カスタマー エクスペリエンスについての詳細はカスタマー エクスペリエンスについてのドキュメントをご参照ください。
【この変更を利用開始する手順】
左側メニューから [カスタマーエクスペリエンス] を開き、レイアウトを編集したいカスタマーエクスペリエンスを選択
表示された画面の左側メニューから [チャンネル] > [サポート Web サイト] を選択
[Web サイトをカスタマイズ] を選択するとレイアウト編集画面に遷移します
リックソフトブログでも、CSM の基本機能が分かりやすく紹介されています。
https://www.ricksoft.jp/blog/articles/001722.html
「Jira Service Management (JSM)と Customer Service Management (CSM) をどのように使い分けたらいいの?」というユーザーにも、全体像がつかみやすい内容になっています。
Confluence
新しい PDF エクスポート書式設定(ベータ版)が導入
(Customize PDF exports with our new formatting experience)
※新しい PDF エクスポート書式設定(ベータ版)の適用はスペース単位で可能です。切り替え後に以前の設定に戻すこともできます。
PDF エクスポートに新しい書式設定が導入されました。
■主なポイント
直感的なカスタマイズ
CSS や HTML の知識がなくても、ページサイズ、余白、フォント、ヘッダー・フッターなどの設定が可能になりました。
サンプルプレビューによる効率化
編集内容がその場でサンプルプレビュー画面へ反映されるため、書き出しの手間を省き、短時間で仕上がりを確認できます。
【この変更を利用開始する手順】
スペース名右横の[・・・]から[スペース設定]をクリックします。
[ルック&フィール]を開き、[PDF エクスポートの書式設定] クリックし、[今すぐ試す]をクリックします。
表示されたバナーの[今すぐ試す]をクリックします。
表示された画面で書式設定を行い、[保存]をクリックします。
任意のコンテンツを開き、[・・・]から[エクスポート]をクリックし、[PDF へエクスポート]をクリックします。
Bitbucket
Bitbucket Pipelines にテスト管理機能が追加
(Test management in Bitbucket Pipelines)
※現在ベータ版の機能です
Bitbucket の新しい Tests 機能により、ソフトウェア開発ライフサイクルにおけるテスト管理を 整理・統制・追跡 できるようになります。
テストデータを集約し、実行状況をモニタリングし、品質向上のためのインサイトを得ることができるようになりました。
【テスト管理機能の利用方法】
Bitbucket のリポジトリにアクセス
ナビゲーションから [Tests] を選択
直近 90 日間のテスト実行データに基づいて、次の集計指標を確認できます:
テストの失敗率
平均実行時間
実行時間のばらつき
【対応しているテストフレームワーク】
Cypress
Playwright
JUnit
TestNG
NUnit
Jest
PyTest
Mocha
TestCafe
WebdriverIO
※ JUnit 形式の XML レポート を出力する設定が必要です。
注意事項
Bitbucket Pipelines が有効になっているリポジトリであること
テストフレームワークが JUnit XML レポートを生成できる必要がある
Bitbucket Pipelines デプロイメントにおける「Promotions」機能の廃止
(Deprecation of Promotions in Bitbucket Pipelines deployments)
Bitbucket の Deployments ダッシュボードで、これまで利用できていた 既存デプロイメントを別環境へ [Promote] する機能が廃止されました。
ただし、デプロイ自体は引き続き可能で、代わりに Pipelines 内の “Deploy” アクションを使用して別環境へデプロイする方法に一本化されます。
Bitbucket Pipelines の Pre‑Parsing 用カスタム変数送信機能
(variable-service_pipeline-variables-preparsing)
この機能フラグを有効にすると、Bitbucket Pipelines はカスタムパイプライン変数を pre-parsing エンドポイントに送信するようになります。
これにより、CI/CD ワークフローが実行される前に、変数を参照したり、パイプラインを柔軟に調整したりできるようになります。
【利用方法】
Bitbucket ワークスペースで該当する機能フラグ(feature flag)を有効化
カスタム変数を使用するパイプラインを実行
カスタム変数が pre-parsing エンドポイントに送られるリクエストに含まれるようになります
他リポジトリからのパイプライン設定インポート機能
(Import pipeline configuration files from repositories)
Bitbucket Pipelines では、パイプライン設定ファイルを 同一リポジトリ内の別 YAML ファイル、または 同一ワークスペース内の別リポジトリからインポートできるようになりました。これにより、パイプライン定義を整理しやすくなり、共通化・再利用性が大幅に向上します。
【利用方法】
共有パイプライン設定ファイルを作成
ファイル名の末尾を
*pipelines.ymlにする(例:shared-pipelines.yml)
共有設定ファイルに "definitions" と "pipelines" を記述
インポートしたいパイプライン定義を書く
メインの bitbucket-pipelines.yml に imports を追加
definitionsセクション内で、共有ファイルを参照する import source を記述
メインのパイプラインからインポートした定義を利用
start-condition や custom pipeline で、インポート済みパイプラインを呼び出す
ご不明点は ヘルプデスク (要サポートサービス契約)までお問い合わせください。
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